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須走登山口〜富士山頂
【 富士山-1 山行記 】

我がパーティー初の登山で日本最高峰の富士山の登頂に成功しました。



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須走口六合目瀬戸館(2700m)
須走口六合目瀬戸館
(2700m)

 7時20分、ようやく須走口六合目瀬戸館(標高:2700m)に到着。


焼印現場
焼印現場
 ここで初めて金剛杖の存在を知る。 金剛杖と言う木の杖に各要所で焼印を押して貰って記念にするようだ。 瀬戸館での焼印は100円だった。 金剛杖はストックの代わりにも使えそうなの良さそうだったが、焼印を押して貰うたびに100円を払うのは躊躇しそうなのと、初めてなので少しでも軽くして行きたかった思いが重なり今回は購入せず。

須走口六合目からの山中湖
須走口六合目からの山中湖
 六合目瀬戸館前の休憩所で休んでいたところ、突如雲海にポッカリ穴が空きそこには山中湖が出現。 雲海が雪に覆われた地表で山中湖が地底湖に見えるような気がして不思議な感覚だった。 その後七合目に向けて暫く登っていると見る見る間に雲海が晴れてきて、遠方に須走駐車場、その遥か先には海が見えた。 海と駐車場
海と駐車場

 一歩一歩着実に登ると頭上に見える七合目の山小屋が次第に大きくなってくる。 六合目から登り続けること1時間53分。 9時13分に七合目太陽館に到着。

 七合目に到着して初めて目に飛び込んだのは、充電中の人間と下界を見下ろす犬だ。 ご来光を見に夜間登山をした後なのだろうか、はたまたこれから上を目指すために充電中なのだろうか、タオルを掛けて休んでいる人。 その向こうでは、何を思っているのか涼しげに下界を見つめる白い犬。
 太陽館の入口には、『素泊・仮泊(夜間休憩)お一人様5000円』と書かれた張り紙がある。 噂によるとここの豚汁は美味しいらしい。 我々は、ここで自分らの弁当を食べた。 下界を見下ろしながらの食事は美味しい。 マウンテンバイクで下山道を下って行く人を見かけた。 食事を終え次の八合目に出発... 後で分かるのだが、実は『七合目』の次は『本七合目』なのだ。
充電人間と下界を見下ろす犬
充電人間と下界を見下ろす犬

七合目の花
七合目の花
 下からこの辺りをみると岩だらけで何もないように見えた山肌だが、実際に登って辺りを見回すとちらほらと植物が生えているのがわかる。 高山植物のようだが、厳しい条件下にありながら岩肌から美しい顔を出している様は、力強さを感じる。 そして苦行途中の我々の一服の清涼剤となるとともに我々を勇気付けてもくれる。 八合目?の鳥居
八合目?の鳥居
 頭を持ち上げると八合目と思われる鳥居とその左には石で出来た頑丈そうな山小屋が見える、更に鳥居の右上には小さく九合目と思われる山小屋がみえる。

本七合目(3250m)
本七合目(3250m)
 10時40分、先程頭上に見えていた鳥居をくぐる。 しかしそこでみたものは『富士山 須走口 本七合目 見晴館』である。 何と七合目の次は八合目ではなく、本七合目だったのだ! であるなら先程の七合目は「仮七合目」とか「6.5合目」(ろくてんごごぉめ)と名付けて欲しかった。 しかし、冷静に考えると「6.5合目」などと書かれたら余計混乱するではないかっ... そこはかとなく 下らない事を考えてから下らずに上る...

八合目江戸屋
八合目江戸屋
 本七号目から30分ほど登ったところで上下を見渡す。 眼下には今登ってきた(騙された?)本七号目見晴館、頭上には九合目と思っていた八合目の江戸屋が見える。 丁度この辺が、七合目と八合目の中間地点のようだ。 恐らく八合目の次は九合目ではなく八合目なのであろう。 と言うことは、ここは『7.25目』(ななてんにぃごぉめ)ではないか?...ぬぅぅぅ、いかんいかん、高度が上がってきて空気が薄いせいで、血の巡りが悪くなってきたのか、これが高山病なのか、はたまた下界で製作中に数字と格闘した拙作ソフトウェアのGAMAIL(GAME+MAIL=GAMAIL:メール対戦ゲーム)のフリック(オハジキのゲームで小生が苦手な物理計算を用いて弾道計算をしてた)の後遺症で数字がちらつくのか、また下らないことを考えて事態を複雑化しようとしている。 下らないで上るのだ。
  本七号目見晴館(屋根の上には布団が干してある)
本七号目見晴館 :
屋根の上には布団が干してある、
フカフカで気持ちよさそうだ




   次ページへつづく...

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