≪ 丹沢-10
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桧洞丸〜犬越路
【 丹沢-11 山行記 】
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丹沢-1 ≫
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さらに登っていくと、足元に白やピンクの花がいっぱい落ちている。先週ならこの辺りは満開だったのかもなぁ。残念。と、思いながらなおも登っていくと、ちょっと枯れかけた花がついた木が目立ちはじめる。
高度が上がるにつれて、まだ元気な花が見られるようになった。まるで季節を遡っているようだ。
石棚山分岐の手前まで来て、上を見上げると何人もの人が立ち止まってる。
ここからがつつじゾーンであった。
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秋に来た時は霧がかかってたせいもあって寂寥としていた山頂までの道も、ブナの若葉とバイケイソウとつつじの花が鮮やかで、見違えるほど明るく感じる。
このあたりからは、もうあまり時間を短縮しようっていうことは気にせず、美しい花に感動しつつ、ときどき立ち止まって鑑賞しつつ、歩いていったのだった。
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山頂は激混みで、ベンチは当然空いてなかったので、富士山が見えるあたりの地面にビニールを敷いて食事。今日のスケジュールは少し早めに昼食をとって犬越路から下山ということで、これからまだ登り下りがあるため、いつもほどゆっくりしない。
それに、いつもは頑張ってとにかく一生懸命登るんだけど、今日はお花を見るのがメインで、ぐいぐい歩くというより休憩を少なくしてゆっくりめに歩くほうが楽しいから。というのは後からくっついてきた理屈で、実際は花の美しさに圧倒され、足を止めずにはいられないのだ。
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犬越路に向かって歩き出すと、右を向いても左を向いてもつつじ。
空を見上げても谷を見おろしてもつつじ。
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霧の中を来た時にも景色の良さそうなところだな〜とは思っていたけれど、こんなに綺麗とは。驚きです。参りました。
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